病気が人を変えて行くのか?

血液疾患の患者さん(患者さん達と接していて感じること)

血液疾患の患者さん

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SAKUが勤務する総合内科病棟には、血液疾患の患者さんも入院されます。

 

血液疾患と言っても種類がたくさんありますが、悪性リンパ腫・急性骨髄性白血病・急性リンパ性白血病の患者さんがメインです。

 

血液腫瘍内科の専門病棟ではないので、専用のクリーンルーム(無菌室)はありません。

 

だから化学療法で骨髄抑制が出てきた時には、個室のクリーンブースで対応しているのです。

 

 

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病棟にある個室のベッドは、状況に応じてクリーンブースが使えるような仕様になっているので、採血の結果を見て、先生から「クリーンブース・オン」の指示が出たらすぐに対応できます。

 

透明のカーテンを閉めて、アイソレーターのスイッチ・オン。

 

これでカーテンで区切られたエリア(ベッドがある場所)で独自の空調システムが働くようになり、細菌・真菌が取り除かれたきれいな空気が流れるようになります。

 

お部屋にはマスクや消毒液などを設置。ドアには「清潔隔離中」の札を掛けて、環境整備は完了。

 

化学療法を開始してしばらくすると骨髄抑制が出て、汎血球減少が見られます。

 

赤血球が減ると貧血になるので、動悸・息切れ・顔面蒼白など、自覚症状がハッキリしています。

 

そして血小板減少は、採血のあと血が止まりにくいなどの症状が出ます。

 

じゃあ、白血球減少は?

 

教科書的には「易感染」と書いてありますが、「易感染」の自覚症状って、分かりにく過ぎるわ〜!!

 

しかーし。

 

不思議と患者さん達は、自分の「白血球数」が「減ってる感じ」が分かってしまうというのです。

 

まだ採血の結果が出る前から、自らクリーンブースのカーテンを閉め、アイソレーターのスイッチをオンしている患者さんもいるくらい。

 

「いや〜、これは相当来てるよ。500くらいの感じがするもん。」

 

そして画面でデータを確認すると、お見事!500台出ました…みたいな。

 

血液疾患の患者さんって、自分の体調の変化や気持ち、自分が接する人達の表情、空気に、とっても敏感で、繊細で、優しい人が多い気がします。

 

病気が人を変えて行くのか?

 

病気になる運命と一緒に、持って生まれた気質なのか?

 

患者さん達と接していると、科学では説明しきれない、不思議な世界を見ることが出来る気がする。

 

 

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